「生理の時、デリケートゾーンが蒸れる」「水着を着るとき、アンダーヘアの処理はどうしよう」など、デリケートゾーンに対する悩みが尽きない女性は多いのではないでしょうか?
本記事では、デリケートゾーンの1つであるVラインの基礎知識や毛の処理方法について紹介します。
自分に合ったVラインの毛の処理方法について知りたい方は最後までご覧ください。
Index
Vラインの毛の処理方法について、基礎知識を紹介します。
Vラインは自分でお手入れがしやすいため、自己流で誤った処理をしてしまったという方も多いのではないでしょうか。
処理方法を間違うと、肌荒れを引き起こすこともあります。
Vラインの正しい処理方法と知識を身につけて、デリケートゾーンの悩みから解放されましょう。
Vラインの形・デザインやメリットについて紹介します。どの形・デザインが適しているのか自分でも確認してみてください。
形・デザイン | メリット | |
---|---|---|
ハイジニーナ | 無毛状態 | 雑菌の繁殖が抑えられるため、かゆみやニオイを防げる |
ナチュラル | 元のアンダーヘアを生かして整えた状態 | 自己処理がしやすい |
トライアングル | 逆三角形型 | 毛量を減らせる |
オーバル | 楕円・卵型 | 可愛らしい印象に仕上がる |
スクエア | 四角形型 | 下着や水着からはみ出ない |
I型 | アルファベットのIのように縦にまっすぐな形 | 布面積の小さい下着や水着を楽しめる |
ハイジニーナやナチュラルの場合は自己処理はしやすいですが、トライアングルやオーバルなど複雑なデザインをきれいに整えるにはスキルが必要です。
アンダーヘアの毛量は一人ひとり異なり、毛の太さや密度によってアンダーヘアの見た目にも差が出ます。毛量が多いと下着や水着からはみ出てしまう可能性もあるため注意しましょう。
また、毛量が多すぎると、毛で蒸れるため雑菌が繁殖しやすく、肌荒れやデリケートゾーンのニオイにもつながります。
アンダーヘアを美しく整えるためには、毛量の調整が必須です。ボリュームを減らしたい方は、専用のハサミやシェーバーで毛を短くしたり、量を減らすなどして清潔感のあるアンダーヘアに整えましょう。
Vラインの毛を処理するため、事前準備とアフターケアについて紹介します。どのデザインや形にするか決めてから処理を行いましょう。
事前準備とアフターケアには、「ハサミ」「シェーバー」「コーム」「保湿クリーム」が必要です。
事前ケア
アフターケア
【代官山クリニック 蘆田英珠先生のコメント】
カミソリやシェーバーを使用する場合、肌を何度もこするため肌を傷つけてしまう方がかなりいらっしゃいます。
肌にダメージを与えないよう注意して処理を行いましょう。
Vラインの毛を処理するメリットを3つ紹介します。
Vラインの毛の処理は時間や手間もかかり大変な作業。処理をしっかりと行うことで、アンダーヘアの悩みが軽減します。メリットを把握してVラインを美しく整えていきましょう。
Vラインの毛を処理する1つ目のメリットは「生理中の不快感が軽減される」ことです。
生理中は「デリケートゾーンがかゆくなる」「蒸れてニオイが気になる」などの悩みが原因で、憂鬱になることがあります。
毛量を整えることで蒸れにくくなるため、ニオイやかゆみが軽減されます。仕事中もプライベートの時間も、デリケートゾーンを気にしなくて済むため、生理中でも心地よく日常生活が送れます。
また、デリケートゾーンの毛に経血やおりものが絡まりにくくなるため、清潔に保つことができて、生理中特有の不快感が軽減するでしょう。
Vラインの処理を行う2つ目のメリットは、自己処理や日頃のケアが簡単になることです。
一度Vラインのムダ毛を綺麗に処理すれば、毛量が増加してもキレイなデザインに沿って処理が可能なため、簡単な自己処理で済みます。
デザイン次第では処理する範囲も少なくなるため、自己処理も楽になるでしょう。
Vラインを処理する3つ目のメリットは「水着や下着をつける時にムダ毛が気にならない」ことです。
日常生活では隠れて見えない部位のため、つい処理をサボってしまい、後悔したことのある方も多いでしょう。
Vラインの処理を怠らず整えていれば、下着や水着からはみ出るムダ毛を気にしなくて済むため、選べるデザインの幅も広がります。
Vラインの毛を処理するデメリットを3つ紹介します。
Vラインの毛を処理する1つ目のデメリットは、他の部位の毛の処理に比べて痛みが強いことです。
デリケートゾーンの皮膚は薄く繊細。神経や血管が密集している部位のため、痛みも感じやすいです。
さらに、自己流の知識でVラインを処理をされていた方や、下着の摩擦で肌が傷ついている方は、デリケートゾーンが皮膚トラブルを起こしているケースもあります。
皮膚トラブルを放置したまま処理をしてしまうと、痛みが出やすいため注意してください。痛みが我慢できない場合は、患部を冷やしてから処理することもおすすめです。
Vラインの毛を処理する2つ目のデメリットは、「剃った後にかゆみや肌荒れが起こりやすい」ことです。
デリケートゾーンは皮膚が薄く繊細な部位のため、適切なアフターケアができていないと、すぐに肌荒れしてしまいます。
肌荒れを防ぐためには、「肌の調子が万全なときに処理をする」「処理後に入念に保湿をする」ことが大切です。肌の調子が悪いときに処理をしてしまうと、皮膚は敏感になっているため、さらに荒れてしまいます。
肌荒れをしていなくてもVラインを処理した後は、肌が傷ついて敏感になっています。自分に合った保湿クリームで保湿を行い、肌荒れを防ぎましょう。
Vラインの毛を処理する3つ目のデメリットは、デザインや毛量によっては後々変更しにくいことです。毛量が少ないデザインに決めた方は、後々デザインの変更がしにくいため注意してください。
I型、スクエアなど毛量を少なくした場合、仮にデザインを変更したいと思っても毛が生えてくるまで時間がかかります。
Vラインの毛を処理する方法を紹介します。
それぞれの処理方法のメリットとデメリットを紹介します。自分にとって適した処理方法を見つけましょう。
カミソリは、安価で手軽に処理できる方法の一つです。
Vラインに保湿クリームを塗った後、毛の流れに沿って肌を撫でるように優しくカミソリを動かして、毛を処理してください。毛の流れに逆らって剃ると、肌が傷つく恐れがあります。
カミソリは力加減を誤ると刃で肌まで切ってしまい、出血することがあります。
毛だけを剃っているように見えますが、皮膚もカミソリで傷ついているため、処理後は入念に保湿する必要があります。
シェーバーは、刃が直接触れず、カミソリと比べて肌に優しいことが特徴です。カミソリより繊細な処理は見込めないため、細かい調整には向いておらず、広い範囲を処理する場合に適しています。
Vラインを保湿クリームで保護した後、毛の流れに沿って剃毛を行ってください。
注意点として、シェーバーのメンテナンスは定期的に行い、錆びた刃や欠けた刃は交換し、肌を傷つけることがないように気をつけてください。
除毛クリームは毛を溶かすことで処理する方法です。Vラインに対応していない商品もあるため、注意しましょう。
使用前は、必ずパッチテストを行い、皮膚に異常が出た場合は使用を控えてください。除毛したい範囲にクリームを塗った後、各商品の指定する放置時間が経過してから、除毛クリームを拭き取ります。
毛の太さに関係なく効果が期待できますが、薬剤の力が強い場合、デリケートゾーンは肌荒れを起こす可能性があります。パッチテストに合格しても、アフターケアは怠らないようにしてください。
クリニック・サロンのメリットは、自己処理がしにくい背中といった部位でもケアができる点です。また、形やデザイン、毛量が自分好みになりやすい点も挙げられます。
一方で、複数回通う必要がある、費用が高額になる、予約がとりにくい店舗があるというデメリットがあります。
光美容器のメリットは、サロンで採用されているIPL方式のケアが自宅で手軽にできることです。
継続使用することでムダ毛が目立たなくなります。だんだん処理回数が減り、お手入れが楽になるのもメリットの一つです。
また、Vライン以外の部位でも使用できるため、長期的にみるとお財布に優しい価格なのも魅力です。
デメリットとしては、背中など自分の手が届かない範囲の処理がしづらいという点が挙げられます。
【代官山クリニック 蘆田英珠先生のコメント】
(IPL方式は)痛みや肌トラブルが少ないこともそうですが、クリニックでの活用実績もしっかりあるので、信頼性が高い技術です。また、光の効果で、ムダ毛ケアだけでなく美肌の効果も期待できるのもおススメのポイントです。
Vラインの毛の処理に関してよくある質問をピックアップしました。
Q.「Vラインの毛の処理は痛いですか?」
Q.「生理中にVラインの毛の処理はできますか?」
Vラインの毛の処理について、疑問をなくしましょう。
Vラインの毛の処理は、肌が薄く繊細なため痛みを感じやすいです。また、毛が太く濃いため、痛みを感じやすいでしょう。
処理方法によって痛みの強弱が異なりますので、自分に合った処理方法を選択しましょう。
生理中にVラインの毛の処理をすることは、推奨されていません。
サロンなどでも、生理中のデリケートゾーンの施術は不可能としている店舗がほとんどです。
自己処理であれば可能ですが、生理中にデリケートゾーンを触ることは不衛生です。肌もいつも以上に敏感になっているため、雑菌が入れば肌荒れや病気にもつながりやすいです。
生理中はVラインの毛の処理を控えましょう。