ブラジリアンワックスは、ツルツル肌を目指せる人気のムダ毛処理方法です。しかし、誤った自己処理を続けると痛みや肌荒れのリスクがあります。
本記事では、ブラジリアンワックスの種類や処理頻度、メリット・デメリット、セルフで行う際の手順について解説します。
正しい方法でブラジリアンワックスを使用し、肌トラブルを防いでツルツル美肌を目指しましょう。
Index
ブラジリアンワックスは、主に2種類に分けられます。
ソフトタイプのブラジリアンワックスの特徴を3つ紹介します。
ソフトタイプは、柔らかいテクスチャーで初心者でも失敗しにくい点が特徴です。
電子レンジやウォーマーで溶かす必要がないため、手軽にムダ毛をケアできます。
ハードタイプと比較すると粘着力が弱いため、鼻毛や脇毛など根元が太い毛には不向きです。しかし、刺激が少なく肌に優しいというメリットがあります。
ハードタイプのブラジリアンワックスの特徴を3つ紹介します。
ハードタイプの特徴は、ソフトタイプでは処理が難しい太く短い毛にも効果を発揮する点です。
一方で、電子レンジやウォーマーでワックスを温めて溶かしてから使用するため、すぐに使用できない点がデメリットです。
また、肌への刺激も強いため、事前に必ずパッチテストを行いましょう。
ブラジリアンワックスは、2~3週間に1回使用することでツルツルの状態を維持できます。(※)しかし、あくまで毛が抜けた状態であって、毛が生えてこないわけではありません。
2~3週間後には徐々に毛が生えてくるため、定期的な処理が必要です。
しかし、ブラジリアンワックスはある程度毛の長さがないと効果が得られないため、処理するために毛を伸ばす必要があります。
また、肌への負担もあるため、頻繁に行うと肌荒れが生じる可能性があります。痛みや赤みが出た場合は、様子を見ながら処理しましょう。
※ 個人差があります
ブラジリアンワックスは、VIOや顔、脇、腕、脚、鼻毛などほぼ全身で使用できます。(※)
特にVIOの処理に活躍しており、カミソリだけではキレイに処理することが難しい部位も簡単にケアできるため人気です。
ただし、粘膜に近い部分や傷・湿疹がある部分への使用は、肌トラブルの原因となるため控えましょう。
※ 商品によって異なります
ブラジリアンワックスのメリットを3つ紹介します。
ブラジリアンワックスは、根元から一気に毛を抜くため、1回の処理でツルツル肌を目指せます。
カミソリでの処理は根元が残るため、数日たつとムダ毛が目立ってくるでしょう。
ブラジリアンワックスは、即効性があり手軽なため、急にムダ毛処理が必要となった時にぴったりです。
ムダ毛だけでなく古い角質を処理できる点もメリットです。毛を抜く際に、古い角質やうぶ毛も一緒に処理できます。
古い角質が処理されると、肌触りが良くなり、肌の美しさもランクアップします。ブラジリアンワックスでツルツル肌を目指しましょう。
カミソリやシェーバーでの処理は肌表面で毛を切るため、断面が太く残り、チクチクなりやすいです。
ブラジリアンワックスは、根元からムダ毛を引き抜くため、次に生えてくる毛の先端が柔らかくなりやすいです。
ブラジリアンワックスのデメリットを3つ紹介します。
ワックスに絡まった毛を一気に根元から処理するため、ワックスを剥がす際に痛みを強く感じる方もいらっしゃるようです。
強い痛みを和らげる方法として、処理後に冷やす、もしくは一気にワックスを剥がすなどが挙げられます。
処理後は毛穴が開き、肌トラブルの原因となることがあるため注意が必要です。低刺激の化粧水やワセリンなどを塗って、優しくしっかり保湿しましょう。
ブラジリアンワックスは、ワックスに毛がしっかり絡む必要があります。そのため、キレイに処理するためには毛の長さが1cm以上必要です。
ムダ毛の長さが1cm未満の状態でブラジリアンワックスを行うと、毛が抜けきらず残ってしまう可能性があります。
ブラジリアンワックスを行う前は、1cm以上毛を伸ばすようにしましょう。
ブラジリアンワックスは、あくまで今生えている毛を抜く行為です。毛根自体は残っているため、時間がたてばまた毛が生えてきます。
ツルツルの状態は、処理後2~3週間持続すると言われています。ツルツルの状態を維持したい場合は、定期的に処理しましょう。
しかし、ブラジリアンワックスの効果を得るためには、1cm以上の毛の長さが必要です。毛が伸びるまで自己処理ができない点はデメリットでしょう。
セルフでブラジリアンワックスを行う場合の手順を解説します。
不潔な状態で処理すると肌トラブルの原因となるため、処理する部分の汚れを事前にシャワーなどで洗い流して清潔にしましょう。
また、シャワーによって毛が柔らかくなるため、処理しやすくなります。
ムダ毛をカットして長さを1~2cmに整えましょう。
毛が短すぎるとワックスが絡まずうまく処理ができません。一方、毛が長すぎるとワックスが塗りづらくなります。
肌を傷つけないよう、慎重にカットしましょう。
ワックスを毛の流れに沿ってムラなく塗りましょう。腕や脚など平坦な部位は塗りやすいですが、脇や膝、VIOなどは塗りにくいため注意が必要です。
塗りにくい場合は、少量ずつ塗るとムラができにくくなります。また、剥がしにくい場合は、端を厚めに塗ると剥がしやすいです。
強い痛みを和らげるために、ワックスは、ゆっくりではなく一気に剥がすようにしましょう。
また、剥がす手と反対の手で皮膚を押さえ、毛の生えている向きと逆方向に剥がすことが、キレイに仕上げるコツです。
処理後は肌が敏感な状態のため、低刺激の化粧水やワセリンでしっかり保湿しましょう。
痛みがある場合は、清潔な冷たいタオルなどでの冷却がおすすめです。
処理後の肌は刺激厳禁です。摩擦や紫外線には十分注意しましょう。
ブラジリアンワックスを使用する際に注意すべき2つのポイントを紹介します。
ブラジリアンワックスでムダ毛を処理したあとは、毛穴が開いた状態となっています。毛穴から雑菌の侵入を防ぐために、温泉やプール、海などは控えましょう。
また、生理前や生理中はホルモンバランスの関係で肌が敏感であり、肌トラブルや痛みが生じる可能性があるため、ブラジリアンワックスは控えましょう。