気温が暖かくなり、薄着になると気になるのがムダ毛ケアの悩み。周りの人はどうしているのか聞きたくても、デリケートな話なのでなかなか聞くことも難しい…。
毛穴の黒ずみや埋もれ毛など、ケアするのは簡単なのに、意外とトラブルが潜んでいるのもムダ毛ケアあるあるですよね。
本記事では、ムダ毛ケアについてみんなが共感する悩みあるあるを紹介します。悩みの原因についても触れているため、ぜひ次回の自己ケアの参考にしてください。
ムダ毛ケアに関する悩みは毛穴の黒ずみや埋もれ毛など、人によってさまざまです。乾燥肌や敏感肌など肌質によっても悩みの内容は異なります。
多くの方に共通することは、自己処理に対しての悩みがほとんどである点です。
ムダ毛ケアの悩みには必ず原因があります。悩みごとの原因を知って、ムダ毛ケアによる肌への負担を軽減しましょう。
カミソリによるムダ毛ケア後は、毛穴が黒ずんできたように感じる場合があります。毛穴が黒ずむと素肌の透明感を失うため、悩む方は多いでしょう。
毛穴の黒ずみはカミソリの刃により肌が刺激を受け、メラニン色素の生成が促進されることが原因です。肌でメラニン色素が生成されると、色素沈着が起こり黒ずんだように見えます。
また、カミソリの刃でカットされたムダ毛の断面が太く見えることも黒ずみの原因です。特に肌の色が白い方やムダ毛が濃い方ほど、断面がポツポツと見えて目立ちやすくなります。
カミソリを使ったシェービング後に、カミソリ負けで痒み(かゆみ)を感じる方がたくさんいます。
カミソリ負けの原因は、肌に刃が当たった際に角質を削り落とすことです。
平面でツルツルに見える肌でも、実際には目に見えない凸凹があります。隆起した部分をシェービングしたことによる肌荒れで、カミソリ負けが生じるため注意が必要です。
肌荒れを起こした部位では、痒みやヒリヒリ感などの症状が現れます。カミソリ負けの状態がひどいと、出血するおそれがあるため注意が必要です。
【代官山クリニック 蘆田英珠先生のコメント】
カミソリや電気シェーバーでムダ毛を処理すると、肌を傷つける可能性があります。出血するおそれもあるため、自己処理の頻度を減らして肌へのダメージを軽減することが大切です。
関連記事:カミソリ負けの原因と対処法を解説|カミソリ負けを防止するポイントまで理解して肌トラブルを回避
毛を抜く方法でムダ毛ケアを続けると、毛が肌の下に埋もれて黒いポツポツが目立つようになります。
肌の下に見える黒いポツポツの正式名称は埋没毛(埋もれ毛)です。
埋没毛の原因は開いた毛穴が閉じるスピードと、毛が伸びるスピードの違いです。
ムダ毛が伸びる前に毛穴が閉じることで、ムダ毛は皮膚の表面に出られず、肌の下で成長を続けます。
埋没毛により黒いポツポツが目立つ場合は、自己処理後の保湿を徹底して肌のターンオーバーを整えましょう。
ムダ毛ケア後の保湿が足りないと、肌が乾燥しやすくなります。肌の乾燥を防ぐために、ローションやクリームを使って保湿を徹底しましょう。
カミソリを使ったケアはムダ毛だけでなく、肌の角質層まで削り取ります。削り取られた角質層は再生しますが、自己処理後の肌は一時的に敏感な状態です。
角質層には肌内部の水分をキープする役割があり、肌を刺激から守っています。バリア機能が低下した状態で保湿を怠ると、乾燥肌となります。
また、除毛クリームやワックスを使った自己処理でも、角質層が剥がれるため注意してください。
自己処理後の肌荒れが気になる方には「リファメディケイティッドカーミングミスト」がおすすめです。
抗炎症成分を配合した有効成分が肌を落ち着かせて、乾燥や肌荒れを防ぎます。顔やボディにミストを吹きかけるだけで、広範囲を簡単にケアできます。
ムダ毛ケア後は保湿を徹底して、すこやかな肌を保ちましょう。
ムダ毛ケアは頻度が多く、処理自体がめんどくさいという方は多いでしょう。
ムダ毛が伸びるスピードは部位によって異なります。例えば、ヒゲでは1日0.38mm、脇毛は1日0.3mmであり、1日で0.3mmほど伸びることが一般的です。
2日放置するだけで目につく長さまで伸び、1ヶ月が経つと1cmほどの長さとなります。そのため、カミソリで自己処理する場合、頻度が多くなることは仕方ありません。
頻度の多さから自己処理が面倒に感じる方は、光美容器やクリニック・サロンなどケアの頻度を減らせる方法を選びましょう。
カミソリや電気シェーバーでムダ毛をケアすると、シェービング後にチクチクして気になる場合があります。
ムダ毛ケア後に肌がチクチクすると感じる理由は、カットされたムダ毛の断面が露出しているからです。
未処理のムダ毛は毛根から毛先に向かって細くなりますが、カットした直後のムダ毛は根元の太さに近づくため、断面が肌に触れて刺激となります。
チクチクした不快感が気になる場合は、毛先に断面を作らない処理方法を検討してください。光美容器や除毛クリーム、ワックスを使えば、自己処理後の不快感を軽減できます。
ムダ毛は一生生え続けるため、美しい素肌を維持するためには、継続的なケアが必要です。しかし、ケアの頻度が増えるとムダ毛ケアに関する悩みは増えます。
本記事で紹介した悩み以外には、サロンやクリニックで裸になることが恥ずかしい、継続して通う時間がとりにくいといった意見があるようです。
どの方法で処理するにしても、ムダ毛は一生生えるものです。ダメージの少なさや続けやすさを考慮して、最良のケア方法を探す必要があります。