VIOをカミソリで処理する方法や注意点を解説|チクチクしない処理方法も紹介

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VIOをカミソリで処理している方は多いでしょう。カミソリは、ドラッグストアやコンビニで購入できるため、最も手軽な処理方法といえます。

しかし、生えてきたムダ毛がチクチクしやすいと悩む方もいます。処理方法を間違えると、思わぬ肌トラブルに発展するリスクがあるため注意が必要です。

本記事では、VIOをカミソリで処理する方法や注意点、チクチクしにくい処理方法を解説します。

処理時の注意点を把握して、肌トラブルを軽減しましょう。

VIOの処理方法

VIOを処理する際は、それぞれの部位によって方法や注意点が異なります。正しい処理方法を把握して、適切にケアすることが大切です。

  • Vライン
  • Iライン
  • Oライン

VIOの処理を実施する前に、正しい知識を身につけましょう。

Vライン

Vラインを処理する場合は形・デザインを決めて、はみ出るムダ毛をカミソリで整えます。

いきなりカミソリを使わずに、まずはハサミで1~1.5cmの長さにムダ毛をカットしてください。Vラインの毛量が多いとカミソリに毛が絡まり、肌を引っ張ってしまうためカットは必須です。

ハサミを使う際は、毛を上に引っ張るように持ち上げるとスムーズにカットできます。

Vラインの毛を短く整えたら、カミソリを使ってムダ毛をシェービングしましょう。

カミソリを使う際は毛の流れに沿って剃ります。逆剃りは深くシェービングできますが、肌が傷つくおそれがあるためおすすめしません。

アンダーヘアを一部残す場合は、アイライナーで目印となるガイドラインを引くと失敗しにくくなります。Vラインは自分の目で確認しにくい部分もあるため、鏡で確認しながら慎重にケアしてください。

処理が完了したあとの肌は、乾燥しやすく一時的に敏感な状態。そのまま放置すると肌トラブルにつながるため、保湿を徹底しましょう。

また、処理後に締め付けの強い下着を身につけた場合、股関節付近の肌で毛嚢炎を起こす可能性があります。締め付けの弱い下着を選んで、肌に刺激を与えないようにすることが大切です。

関連記事:Vラインの毛の処理の基礎知識|メリット・デメリットやおすすめの処理方法を紹介

Iライン

Iラインを処理するときも、Vラインと同じようにハサミで1~1.5cmの長さにムダ毛をカットします。

ハサミを使用する際は、刃先でIラインの粘膜を傷つけないよう注意してください。見えづらい部分の処理が不安な場合は、電気シェーバーの使用も選択肢のひとつです。

Iラインの処理にはアンダーヘアを残すデザインと、無毛にするデザインの2種類があります。Vラインを残してIラインを無毛にすると不自然な仕上がりになるため、毛量を減らす程度にして境目を馴染ませましょう。

ほかの部位と比べて、Iラインは粘膜に近く肌が敏感です。また、自分では見えづらい部位でもあるため、シェービング時は鏡で確認して、肌を傷つけないよう注意してください。

電気シェーバーを使用する場合は、ヘッドを少し浮かせることで肌を傷つけるリスクを軽減できます。Iラインの皮膚がたるんでいる部分は、手で軽く引っ張って平らな状態にすると良いでしょう。

処理が完了したら、乾燥しやすい状態の肌を保湿クリームでケアします。このときに、粘膜部分には保湿クリームを塗布しないよう注意が必要です。

保湿クリームが粘膜部分に触れると刺激となる可能性があるため、少量を指に取り丁寧に塗ってください。

関連記事:Iラインのムダ毛の処理における基礎知識|形や体勢などの処理方法まで画像付きで紹介

Oライン

Oラインは自分では見えづらく、肌に起伏もあり処理が難しい部位です。安全に処理するため、まずはシェービングする際の体勢を決めましょう。

鏡を床に置いて、その真上にしゃがむとOラインが見えやすくなります。しゃがむ体勢が辛い場合はイスに鏡を置き、イスに片足をかける体勢がおすすめです。

V・Iラインとは異なり、Oラインの毛は産毛のように柔らかいため、事前にハサミでカットする必要がありません。

カミソリを手に持ったらお尻を片方ずつ外側に引っ張った状態で、外側から内側に向けてシェービングしましょう。起伏が多いため、肌が平らな状態になるように引っ張るとスムーズに処理できます。

Oラインの処理では鏡を頼りに作業しなければなりません。自分の目で見てケアする場合と勝手が異なるため、都度確認しながらシェービングを進めてください。

Oラインの処理が完了したら、忘れずに保湿しましょう。Oラインも粘膜が近くにあるため、低刺激の化粧水や保湿クリームがおすすめです。

また、処理後の蒸れを軽減するため、締め付けが弱く通気性の良い下着を身につけましょう。Oラインに直接触れるTバッグやGストリングは避け、コットンやシルク素材の肌に優しい下着を選んでください。

関連記事:Oラインのムダ毛の処理における基礎知識|処理するメリット・デメリットや剃り方を画像付きで紹介

VIOをカミソリで処理するのに適したタイミング

VIOをカミソリで処理する理想的なタイミングはお風呂上がりです。お風呂上がりは皮膚や毛が柔らかくなっており、シェービングしやすくなります。

ただし、お風呂のついでに浴室でVIOを処理することはおすすめしません。浴室は湿気が多く雑菌が繁殖しやすいため、カミソリの劣化や肌トラブルを起こすリスクがあります。

お風呂上がりのVIO処理は、水分をしっかり拭き取ってから始めてください。

また、生理中や生理後、肌の調子が悪いときも処理を避けましょう。肌が敏感な状態になっているときは、カミソリで肌を傷つけるとカミソリ負けや毛嚢炎など肌トラブルにつながります。

お風呂で肌を清潔な状態にしてから、風通しの良い場所でVIOを処理しましょう。

関連記事:VIOの安心な自己処理のやり方を紹介

VIOをカミソリで処理する際の注意点

VIOをカミソリで処理する際の注意点

VIOをカミソリで処理する際の注意点を3つ紹介します。

  • 逆剃りしない
  • 何度も同じ箇所に刃を当てない
  • 衛生的なカミソリを使用する

ポイントをしっかり押さえて、正しい方法でVIOを処理しましょう。

逆剃りしない

VIOをカミソリで処理する際は、逆剃りしないようにしてください。

逆剃りは深くシェービングできますが、肌を傷つけるおそれがあります。特にVライン、Iラインのムダ毛は濃く太い場合が多く、逆剃りによって刃にムダ毛が引っかかり、肌にダメージを与えるため注意が必要です。

毛の流れに沿ってシェービングする順剃りであれば、ムダ毛に引っかかりにくくスムーズに処理できます。

まずは毛の流れに沿ってシェービングし、肌へのダメージを軽減することが大切です。剃り残しが気になる場合は、その部分のみ逆剃りでケアしましょう。

何度も同じ箇所に刃を当てない

シェービングする際は、何度も同じ箇所に刃を当てないようにしましょう。

切れ味の悪いカミソリを使ってムダ毛処理をすると、何度も同じ箇所に刃を当てることになります。カミソリはムダ毛だけをシェービングしているように見えて、肌の角質も削り落としているため注意してください。

角質が削り落ちてバリア機能が低下した肌は、雑菌が侵入しやすく肌トラブルを起こす可能性があります。切れ味が悪いカミソリは肌を傷つけるため、切れ味が悪いと感じたら新しい刃に交換しましょう。

また、何度も同じ箇所に刃を当てることは、黒ずみや色素沈着の原因となります。VIOを処理する前にカミソリの状態を確認して、慎重にケアしてください。

関連記事:カミソリ負けの原因と対処法を解説|カミソリ負けを防止するポイントまで理解して肌トラブルを回避

衛生的なカミソリを使用する

VIOを処理する際は、衛生的なカミソリを使用してください。

カミソリを使用したあとは、刃に残ったムダ毛や角質を丁寧に洗い流しましょう。そのまま放置していると、雑菌が繁殖しやすくなります。

特にお風呂に置きっぱなしの状態では、カビや雑菌の繁殖だけでなく、刃が錆び付くため注意が必要です。使用後のカミソリは十分に水気を拭き取り、風通しの良い場所で保管してください。

カミソリの刃を交換するタイミングは2週間ごとが一般的です。古くなった刃をそのまま使い続けないようにしましょう。

また、毛穴や粘膜に雑菌が入らないようにするため、使い捨てカミソリの使用も衛生的でおすすめです。

関連記事:カミソリによるムダ毛処理が抱える9つのリスク

VIOをカミソリで処理するとチクチクになりやすい

VIOをカミソリで処理すると、刃でカットされた毛先が尖ってしまうため、チクチクになりやすいです。

毛は根元から先端にかけて細くなりますが、カミソリによる処理で断面が根元の太さに近づき、肌に触れると刺激となります。

VIOをカミソリで処理し続ける限り、チクチクによる不快感は避けられません。自己処理後のチクチク感を軽減したい方は、カミソリ以外の処理方法を検討してみてください。

チクチクになりにくい処理方法

チクチクになりにくい処理方法は、ヒートカッター、ワックス、クリニック・サロン、光美容器などがあります。

メリット デメリット
ヒートカッター ・肌への負担が少ない
・自然な仕上がりになる
・きれいにシェービングできない
・水分が多いと使えない
ワックス ・事前処理なしで使える
・繰り返せば処理が楽になる
・ムラができやすい
・Oラインに使用できないものもある
クリニック・サロン ・確実にムダ毛を処理できる
・毛や毛量が思い通りにしやすい
・痛みを感じやすい
・費用が高い
光美容器 ・スキマ時間に自宅で手軽にムダ毛ケアできる
・機種によってはIPL方式でムダ毛ケアできる
・操作を間違えると、やけどのおそれがある
・機械が苦手な方には操作が難しい場合がある

処理方法ごとのメリット・デメリットを把握して、自分に合った方法でケアしましょう。

関連記事:アンダーヘアの処理方法別にメリット・デメリットを紹介|セルフケアの注意点ややり方も解説

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